以前にダズル迷彩について二つ記事を書きました。
https://omaketarafuku.hatenablog.com/entry/20120520/1337497774
https://omaketarafuku.hatenablog.com/entry/2016/09/19/110520
今回、わかりやすくモデルを作りましたのでまずこちらをご覧ください。
ダズル迷彩を施された何かの物体。
どういう形状かは一目では判りにくくなっています。
では今度はその正体。
実体は実にシンプルな形状です。
では並べて見比べてみましょう。
これだけ見え方に違いがあります。
右は各面の光の当たり方の違いでその形状がよく判りますが
左はコントラストの強い模様の影響で光の具合がよく判らなくなっています。
さらに模様自体もランダムなため立体物の「角」がどこにあるのかも
曖昧になってしまい、正しい形状が把握できなくなってしまうのです。
迷彩色というと目立たないように周囲に溶け込むような
色や柄を使うのが一般的なものですが
ダズル迷彩はあえて目立つ強烈な柄で誤った視覚情報を与えるという
非常にユニークな仕組みなのです。
↓他にも錯視やトリックイラスト作品を多数展示中。
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