ある規則性をもった対象物が「顔」に見えてしまうことを
シミュラクラ現象といいます。たとえば、
このような道路の側溝の蓋がそうです。
蓋のデザインがまるで顔を模しているように見えます。
人間は「コミュニケーション能力」を発達させて
社会性を持つ生き物として進化してきました。
生きていく上で、コミュニケーション相手との
意思の疎通が本能として非常に重要なのです。
そのため顔、つまり表情(感情、思考)を読み取ろうと
脳が勝手に機能してしまうと考えられます。
この能力が必要以上に働いてしまい
無機物などを相手に「顔」を見つけてしまうのです。
トリックアートとはまた少し違うかもしれませんが
これも一種の錯視現象ですね。
幽霊の正体見たり、枯れ尾花
こんな言葉がありましたが、幽霊を見たり、
心霊写真が写ったり、などもシミュラクラ現象が
原因なのではないか?とも思います。
↓他にも錯視やトリックアート作品を多数展示中。
錯視、トリックアート、だまし絵制作のおまけたらふく舍