今日はいつもと違って映画のお話です。
映画やテレビで「特殊撮影」などというものがありますね。
今時はCGでいろいろ出来てしまうので、
錯視やだまし絵の技術をアナログに応用することは少なくなりました。
さてそんな昨今、深夜のテレビで懐かしい映画を観ました。
ラビリンス/魔王の迷宮です。
ファンタジームービーの佳作でありますが、なにしろ1986年の作品です。
ほぼ特撮はアナログ。しかしこれがなかなかハイレベルなのです。
監督のジム・ヘンソン氏はどうやら錯視やだまし絵をよくご存知のようで
作中にちょいちょいその技法が生かされています。
圧巻はクライマックスの魔王の城内。
あきらかにエッシャーやマグリッドへのオマージュが効いています。
機会があれば皆さんも是非ご覧ください。
昨年亡くなったデビッド・ボウイも若かったな〜。
↓他にも錯視やトリックイラスト作品を多数展示中。