ちょっと前のエントリーの続き、
古都にある錯視その2です。
京都山科にある毘沙門堂、ここに古典的錯視作品があると伺ったので
ちょっと見学させていただきました。
ここにある狩野益信の宸殿襖絵、圓山応挙の板戸の衝立、 狩野永叔主信の天井龍、
それぞれが 錯視のテクニックを使って描かれているそうです。
残念ながら撮影禁止とのことで写真でご紹介が出来ません。
実物を拝見した所、正直現在の進化した錯視にくらべ
少々効果は弱いように思いますが
数百年前から錯視を意識した作品があるというのは驚きますね。
それでも一番効果があったかな?というのが狩野益信の宸殿襖絵。
絵のキモはたぶんこれかな?という絵の中の文机をちょっと再現。
どうですかね?逆遠近法で左右から見ても
鑑賞者が中心になると言いますが・・・。
興味のある方は一度訪ねてみてはいかがでしょう?
↓他にも錯視やだまし絵作品を多数展示中。