まるっきり見落としていた錯視に
先日やっと気付きました。
いかがでしょう?
これはとあるパソコンのフォントを拡大したものです。
なんと書いてあるか判りますか?
そう「麒麟」と書いてありますね。
・・・でもなにかおかしい。
そう文字の形、特に画数が足りない。
↓こちらで正しい文字と比較して下さい。
ずいぶん簡略化してあるのが判ります。
でもふだん無意識にパソコンを眺めているときは
文字の形のおかしさにはほとんど気付きません。
漢字はいわゆる「表意文字」です。
アルファベットのような「表音文字」と違い
ひとつの「絵」のような機能を持っています
そのため激しくデフォルメ(簡略化)されても
意味そのものは表現出来るのです。
文字による錯視トリックの話は面白いので
次回もこの話をしてみようかと思います。