ちょっと遊びで制作。
いわゆる多義図形ですが
どこに注目してしまうかがポイント。
いつもはカラフルに多色で作るのですが
シンプルな色使いで制作してみました。
さて、読者の皆さんならもうお判りですよね?
↓他にも錯視やトリックイラスト作品を多数展示中。
さて皆さん、このような図に見覚えはありませんか?
これは紙にインクを垂らし、二つに折って広げたものです。
そう、精神分析に用いられる「ロールシャッハテスト」で有名ですね。
実際の正式なテストには百年近く前にロールシャッハが作ったカードが
今でも使われているというので、これはあくまで似せた物です。
実際には特に意味の無い対象図像なのですが
被験者はこれに意味を持たせ、何かの形になぞらえてしまうのです。
その「何か」の解釈で精神状態を分析するのだそうです。
分析内容については精神医学の範疇なので
私たちは言及することはできませんが、
この「何かになぞらえる」こと自体は
いわゆる錯視の「類像現象」に他なりません。
不定形な形はパレイドリア効果が、そして
左右対称であることから、シミュラクラ現象が大きく関わっています。
面白い所で錯視が利用されているのですね。
さて、イタズラで作ったこの画像、あなたは何に見えますか?
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今日のエントリーはクレーター錯視です。
以前にもアップした事がありますが
あれはパソコン上で制作したものでしたので
今回は写真でやってみました。
こちら、粘土にカギを押し当てたものです。
もちろんカギの形に凹んでいますね。
ところが。
なんとこの写真を180°回転させるだけで
このとおり!
カギの形が出っ張って見えます。
典型的なクレーター錯視ですね。
簡単なので、皆さんも写真で遊んでみて下さいね。
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今日のエントリーはこちら。
二匹のネコ、座っている床のタイルは
実は全く同じ色って本当でしょうか?
これはチェッカーシャドウ錯視といいます。
そのタイルの色を、周囲の色と比較してしまうことで
絶対的な色味を錯覚してしまう現象です。
では正解はこちら。
周囲をほとんど見えなくすると
その部分の本当の色がわかります。
まったく同じ色だったんですね。
さて、こんな錯視のクイズをまとめたのがこちら。
錯視でビックリクイズ!だまし絵で頭の体操: トリック画像にだまされる! 画像て?ヒ?ックリ!イラストを見るた?けて?錯視か?脳を鍛える (おまけたらふく舎)
画像て?ヒ?ックリ!イラストを見るた?けて?錯視か?脳を鍛える: だまし絵を楽しみながら脳を活性化させる! (おまけたらふく舎)
よろしくお願い致します。
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先日作った3Dアートオブジェに続き、
さらに複雑にしたものを制作してみました。
ある決まった一点から見る時にだけ
「なにか意味のあるもの」が画像となるオブジェです。
原理的には簡単なのですが
きれいに見せるための微調整が結構大変でした。
ネタバレしますと「錯覚」という文字が浮かびますが
もちろん他に絵であったり
ロゴマーク等にも応用は可能ですね。
一瞬、「ピッタリする」のは気持ちいいですね〜。
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